大洋技研AMOSについて
1954年、麻雀用品「AMOS」で知られる大洋技研株式会社は、和歌山県で輸出用のユリア樹脂製ボタンや模造真珠を製造する会社として設立されました。
1960年代の麻雀ブームに、AMOSはユリア樹脂製の研磨技術を応用し、1969年にユリア樹脂製の麻雀牌の製造・販売を始めました。その頃「麻雀放浪記」が週刊誌で連載を開始し、竹書房が「近代麻雀」という麻雀漫画雑誌を刊行しました。麻雀は瞬く間にメディアの注目を集め多くの人が麻雀に魅了されました。
全自動麻雀卓は、1976年にとあるミシンメーカーが作った初期モデルを、世間の需要にあわせて8社の企業が競い合って機能改良を繰り返し、現在の全自動麻雀卓の前身が作られていきました。麻雀牌のみを製造していたAMOSは約10年後に全自動麻雀卓の分野に参入した後発の会社でした。しかし、当時主流だった角ばった木製の枠で作られた全自動麻雀卓を使いやすい流線型のプラスチック枠にし、トラブルでゲームが中断することが多かった従来機の機械誤作動を少なくすることでスムーズなプレーを実現しました。当時も今も使い手側の視点に立つ物作りの姿勢は、後発の会社ながら信頼を勝ち得、シェアを伸ばしていきました。
業界内でAMOSを不動の位置に押し上げたのは2005年に発売されたAMOSアルティマでした。配牌・ドラが自動でセットされ、電波式による点棒の正確な読み取り、4箇所吸い込み口で積み込みスピードと撹拌率を向上させた画期的な新機種は従来の機種を凌駕し爆発的な人気となりました。ドラマの麻雀シーンでも使用されるなど、発売後10年間はアルティマ一強の時代が続きました。時代を作ったAMOSアルティマはREXX(2014年)にその座を譲り、業務用はREXX2, REXX3へと進化していきます。同時に2017年からは家庭用JPシリーズを販売を開始しました。家で全自動麻雀卓で遊びたいという麻雀愛好家の夢を叶えるJPシリーズは、メンテナンスのしやすさ、故障の少なさ等、お求めやすい価格と使いやすさを追求した名品になりました。
2018年から始まったMリーグで公式競技卓としてREXX2, REXX3が採用されたことは片寄りのない攪拌性を証明しています。現在のREXX3は、アルティマから始まった配牌・ドラ出し機能に加え、配牌時の天地整列、点棒を瞬時に収納するポケット、点棒を取り出しやすいデザインなど、競技を円滑におこなうための性能がついています。
1988年に全自動麻雀卓を発売してから35年。どの時代もAMOSの機種は使い手側の気持ちに寄り添い、開発・研究を続け、累計販売台数90000台の全自動麻雀卓シェアNO.1です。
Mahjong StarsはAMOS全自動麻雀卓の米国総代理店として麻雀卓の販売だけでなく、故障、トラブルの対応などAMOS製品をアメリカでも安心してお使いいただけるように努めています。AMOS全自動麻雀卓に関するご質問などぜひお気軽にお問合せください。